1.子供と1対1の時間

仕事に行けない、学校閉鎖、お金が心配・・・。このような状況の中、ストレスを感じたり不安になるのは当然です。しかしそれは、子供と多く触れ合う良い機会でもあります。子供と多く触れ合うことにより、子供は愛され、守られ、自分が大切な存在であることを感じることができます。

子供一人ひとりと個別に過ごす時間を作りましょう

1日20分でもそれ以上でも、あなたができる範囲で決めて、子供と向き合って過ごす時間を作りましょう。毎日決まった時間にすれば、子供も毎日その時間を楽しみにするようになるかもしれません。

何をしたいか子供に聞いてみましょう

選択肢を与えることは、子供の自信につながります。今の環境下では難しいことであれば、新型コロナウイルスについて話す機会になります。

小さなお子さん(赤ちゃんや幼児)と過ごす時

● 顔の表情や声をまねてみましょう

● 歌を歌ったり、身近なものをたたいて音を出してみましょう

● カップやブロックを積み重ねてみましょう

● 絵本を読んであげたり、お絵かきをしましょう

テレビやスマートフォンの電源を切って、新型コロナウイルスから頭を切り離そう

小学生の子供と過ごす時

● 本を読んだり絵を見たりしましょう

● クレヨンや鉛筆で絵を描いてみましょう

● 踊ったり、歌を歌ったりしてみましょう

● ゲームみたいに家事をいっしょにしてみましょう

● 学校の勉強を見てあげましょう

中高生の子供と過ごす時

● スポーツ、芸能人、音楽、友達のことなど、子供のすきなことについて聞いてみましょう

● いっしょに好きな料理を作ってみましょう

● 子供の好きな音楽に合わせて、いっしょに踊ってみましょう

 

子供たちの心配事に耳を傾け、愛情をもって明るく子供に寄り添ってあげましょう

2.いつも前向きに

子供たちが言うことを聞かないとき、前向きでいることは難しく、つい「やめなさい!」と叱ってしまいます。しかし私たちがポジティブになって物事を伝え、それを守れたら褒めてあげるようにしたほうが、子供たちは言うことをきくものです。

ポジティブに伝えることを意識しましょう

子供たちに何かするよう伝える時は、「~しないで」ではなく、「~してみようか」と、ポジティブな言葉を使うようにしましょう。

すべては伝え方しだい

大声を出して叱ることは、あなたにとっても子供にとってもストレスになります。叱る時は名前を呼んで注意を向けさせ、落ち着いたトーンで話しましょう。

子供たちをたくさん褒めてあげましょう

子供たちが良いことをしたときは、褒めてあげましょう。きっと同じような良いことを繰り返すでしょう。親がその行動に気づいてあげることにより、子供たちに安心感を与えます。

現実的になりましょう

子供たちにとって、家の中で1日中静かに過ごすことは、とても難しい事です。でもあなたが電話をする15分くらいなら静かにしていられるでしょう。

友達とつながっていられるよう、手助けをしてあげましょう

特に中高生にとって、友達と連絡を取り合えることは、とても重要です。子供たちがSNSなどで安全につながっていられるよう手助けしてあげましょう。

3. ルーティン(習慣・日課)をつくる

新型コロナウイルスの蔓延により、今までの日常が崩れました。これは親、そして子供たちの不安につながります。新しいルーティンをつくりましょう。

柔軟で続けられる新しいルーティンをつくりましょう

● 親たち子供たちそれぞれの日々の活動や、自由時間を盛り込んだスケジュール表をつくりましょう。これにより子供たちは安心して、規則正しい生活ができます。

● 学校の時間割にならって、日々のルーティンを子供たちに計画させましょう。自分たちで作れば、そのルーティンに習って生活するようになるからです。

● 毎日運動する時間も取り入れましょう。外に遊びに行けないストレス軽減になります。

安全な距離を保つことを考えましょう

● 住んでいる地域で制限がなければ、子供たちと外の空気に触れましょう。

● 手紙を書いたり絵を描いたりして、周りの人とシェアしまよう。

● 親がどのように安全を保っているかを子供たちに話すことで、安心感を与えることができます。子供たちの提案にも耳を傾け、真剣に受け止めてあげましょう。

手洗いと衛生管理に楽しみながら取り組みましょう

● 20秒くらいの手洗いの歌を作って、楽しく手洗いしてみましょう。手洗い習慣が身についたら褒めてあげましょう。

● 誰が一番長く自分の顔を触らずにいられたかを競うゲームをしましょう。

あなたの行動が子供たちのお手本に

親が周囲と安全な距離を保ち、衛生面に気をつけ、周りの人に思いやりをもって接していれば、子供たちは親から学ぶことができるでしょう。

 

一日の終わりに、その日のことについて考える、短い時間をつくりましょう。その日にできた良い行いや楽しかったことを、子供たちに伝えましょう。

4. もし悪い子になったら

子供は時として「悪い子」になります。それは眠かったり、空腹だったり、怖がっていたり、一人ぼっちで勉強していたら当然です。家にこもりっきりなら、なおさら親を困らせることもあるでしょう。

軌道修正しましょう

● 良くない行動を早く見つけ、良い行動に目が向くよう軌道修正しましょう。

● 「悪い子」になる前に察知して、先回りしましょう。子供たちが落ち着かなくなったら「一緒にゲームしよう」など、興味を引くことや楽しいことで気を紛らしましょう。

ひと呼吸おきましょう

大声で怒鳴りたくなったら、ひと呼吸おいてみましょう。5回ほど深呼吸してから子供たちに接するようにしましょう。

時にはペナルティーを

子供たちが自分のしたことに責任を取ることを教えるのに役立ちます。また自分を律することができるようになります。この方法は、叩いたり叫んだりするより、はるかに効果的です。

● 子供たちには、親の指示に従う選択肢を与えてください。

● ペナルティーを与える時は、冷静に落ち着いて伝えることを心がけましょう。

● 現実的なペナルティーを与えましょう。スマホを1週間取り上げは難しいですが、1時間なら現実的です。

● ペナルティーが終わったら、子供たちに良いことをする機会を与えます。それができたら、子供たちを褒めてあげましょう。

5. 落ち着いてストレスと向き合いましょう

今は我慢の時です。自分自身も健康でいることで、子供をサポートすることができます。

一人で抱え込まないで

今は多くの人たちが同じ心配を抱えています。あなたの悩み事を共有できる人に話してみましょう。口コミやインターネット上で広がる偽情報には、くれぐれも注意しましょう。

休息を取りましょう

私たちは皆、時に休息が必要です。子供たちが眠っている間などに、あなたが楽しめることや、リラックスできることをしましょう。健康でいることやストレス発散も忘れずに。

子供たちの声を聞きましょう

子供たちの話しに耳を傾けましょう。子供たちはあなたにサポートと安らぎを求めています。子供たちが自分の気持ちを打ち明けようとしたときは、真摯に話しを聞いてあげましょう。その声を受け入れることで、子供たちは安心します。

6. 新型コロナウイルス感染症について話しましょう

感染症から身を守るためにも、正確な情報を話すようにしましょう。いつも身近にいる親だからこそできることです。

子供の声に耳を傾けましょう

子供たちの話しは、最後まで聞きましょう。いろいろな質問をして、子供たちが何を知っているか把握しましょう。

正直に答えましょう

子供たちの質問に真摯に答えましょう。子供の理解力に合わせた話し方で接しましょう。

安心感を与えましょう

子供が怖がったり混乱したりするかもしれませんが、状況を受け入れましょう。表情やしぐさが安心感を与えます。子供のために一緒にいることを伝えましょう。

答を知らなくても大丈夫

一緒に調べたり考えて、この機会を子供と学ぶために使いましょう。

真のヒーローを目指そう

感染症によって偏見や差別を生まぬよう、子供たちには正しい知識を教えてあげましょう。病気の人たちに対しての思いやりや、気持ちに寄り添った行動を心がけましょう。感染症を止めるために働いている人たちへの、感謝と敬意について話し合ってみましょう。

正しい情報を確かな情報源から得るようにしましょう

口コミやインターネット上で広がる偽情報に注意しましょう。信頼できるサイトを使いましょう。

最後に

子供には不安などないか、いつも確認を取りましょう。子供をケアし、いつでも話すことができる環境を整えておきましょう。何よりも楽しいことをいっしょにしましょう。

 

以上WHO(世界保健機関)ホームページより

※以上記載事項はWHOのHPにて発表されているものであり、当協会の見解を示すものではありません